喉の緊張が胃がんを引き起こす? ~どのようにして人は老い、病気になるのか? その4~
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【老化や病気・不調が起こる根本原因とその対策法をご紹介します】
最近の記事のまとめ↓↓
①骨密度や骨の問題と「喉の緊張」との関係
【骨粗鬆所の本当の原因とは?その3 ~喉を緩ますと骨密度が改善する!?~】
②動的平衡が崩れる = 老化・不調・病気 = 縮むこと?
どのようにして人は老い、病気になるのか? その2 ~身長が縮むのは〇〇が原因だった
③胃経が縮むことで起こる、ギックリ腰・脊柱管狭窄症・背の縮み…etc
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前回は「胃経」という経絡が縮むことで
「背が縮んだり」
「ギックリ腰・脊柱管狭窄症」などの
症状が起こることをお伝えした。
因みに「ギックリ腰・脊柱管狭窄症」などは
【大腿部(太もも)から鼠径部にかけて】の胃経の縮みが。
「背が縮む」のは
【大腿部から(正確には膝下から)みぞおち】までの
胃経の縮みが影響を与えやすい。
ここで胃経のルートが流れる
「顔面部」を見てみると
胃経は「喉」
そして「目」や「鼻」などの
周辺を流れていることが分かる。
それでは喉や目や鼻が滞ると
身体全体ではどの様な変化が起こるのだろうか?
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まず、「喉」周辺の胃経が縮まると
①最も影響が出るのが【胃や膵臓】である。
まず、胃だが
1. 喉の胃経エリアが固まる(縮む)と
同じ胃経上にあり、滋養している「胃」の働きが止まる
2. 胃が働かない状態で胃にモノを入れると
3. 消化が不十分となり、胃が荒れる
その様な状態が数日~数年と続けば
胃痛や胃がんなどの症状や病気が発生しやすくなる。
(膵臓も同じ)
その場合、食事の見直しは勿論だが
喉の緊張を解き
「胃経の流れを改善させること」が大切になる。
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喉が緊張する原因はいくつかあるが
喉の「胃経周辺」が緊張する原因は
圧倒的に※【ストレス】が多い
なので
ストレスが起こる環境を変化させることが
最も根本的な対処といえる。
※ストレスと喉の関係は後ほどご紹介します
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また、胃が滞り、負荷が増すと
胃の後ろ側(腰~背中の下部)が
固くなる為、張り感や痛みなどが現れる場合がある。
その場合には
腰や背中を緩めるより
(勿論、それも良いが)
胃の緊張を解くことで
腰の張りをとることが大切になる。
その場合の腰の張りや痛みは
【胃からのSOS】だと感じてあげて欲しい。
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胃のことを書いていると
2人の患者さんを想い出す。
非常に残念だが
直接許可を頂くことが出来ないので
参考の為、年齢などを変えてご紹介させて頂きたい
ご近所に住む70代の女性患者さんは
脊柱管狭窄症の症状で来院された。
お腹を服の上から触診すると
みぞおちの部分が以上に固い。
そこで
『お腹、胃の症状などありませんか?』
と伺うが
『お腹の症状はありません。胃も問題ありません』
とのことだった。
が、余りにも固く
本当に大丈夫かと心配だったので
様子をみて胃腸内科を受診することをお勧めしたが
『腰が辛く、今はそれどころじゃない』というご様子だった。
お気持ちは良く分かる。
施術が終わり
2週間後に予約をとられたが
1週間程してお電話があり
『お腹が痛くなり、病院で診てもらったら胃癌が見つかった。
すぐ入院になるので予約をキャンセルしたい』
とご連絡があった。
残念ながら、末期の癌が発見され
その後、亡くなられたことを他の方から伺った。
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15年くらい前だが
時々、往診させて頂く女性患者さんがいらっしゃった。
旦那さまは医師をされており
伺うと時々、旦那さまもご一緒だった。
奥様曰く
旦那さまはとても健康自慢で
ジムなどにも頻繁に通われているとのこと
『あなたもたまには診てもらえば?』
と時々、奥様が誘われても
『俺は痛いとこないから大丈夫』
と仰っていた。
ある時の往診で(旦那さまが)
『少し左肩が痛いから、今日 俺も出来る?』
と言われたので
マッサージの際、お腹を触診すると
凄く嫌な張り方をしていた…
当時、僕は経験が浅く、自信がなかった。
とても健康に気を使われているし…
診察の数値も良いとのことだし…
お医者さんだし…
『状態良いだろう?』と尋ねられたが
『うーん そうですねぇ…』
と、言葉を濁すことしか出来なかった。
あの時、素直にお伝えするべきだった。
それから数か月後
旦那さまに胃がんが見つかった。
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誰でも歳をとれば
どこかしら病み、病気になり、死を迎える。
それは避けられないし
どんなにお身体に気を使っても
メンテナンスをしても
病気になる時はなるのかもしれない。
でも、『何かいつもと違う』
という【違和感】。
そんな【違和感】を感じた際に
お身体をチェックしてもらったり
生活を振り返ったりすることは
病気の早期発見や予防。
そして生活や自分の心を振り返ること。
立ち止まること。
新たな豊かさへのきっかけになるかもしれない。
なので
- 胃の痛み、不快感、違和感
- 胸やけ
- 吐き気
- 食欲不振
- 食べ物の飲み込みづらさ
などの症状は勿論だが
毎日、5分で良いのでメンテナンスを
そして、お腹だけでも触る習慣をつけて欲しい。
お腹の張りは
上記の症状よりも前に出ることが殆どである。
と、少し話が反れたが
健康(=動的平衡)を保つ上で
とても大事なので
ストレス→喉の緊張→胃の不調→(場合により)腰の張り
という機序を覚えていて欲しい。
次々回は、お腹の触り方と
胃経のメンテナンスをお伝えします
【お願い】
いつも有難うございます。
患者さんに集中したいので
施術中はお電話を取らない事にしております。
最近、携帯からの営業の電話が増え
折り返しの電話が営業に繋がってしまう事が多い為
初めてのご予約の際は
必ず留守番電話に一言で構いませんので
『予約希望』とメッセージ頂けますと助かります。
その日のうちに折り返しの電話をさせて頂きますので、
お手数ですが、宜しくお願い致します。
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リラックスしたい時も、
検査しても原因が分からないような症状。
慢性的な症状で、行くところがなくお困りの場合も、
はりきゅう ねことことり にお気軽にご連絡下さい。
つくば市にお住いの70歳以上の方は、
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ご連絡頂ければ代理申請も行っておりますので、
ご気軽にご相談下さいね。