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膝と認知症が同時に改善した治療例. その1 ~はりきゅう ねことことり~

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前回の続き↓↓

【ヘルニアと認知症・変形性膝関節症の治療例から】

 

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【老化や病気・不調が起こる根本原因とその対策法をご紹介します】

 

 

 

経絡のイメージをしやすくする為に

紹介させて頂く2例目は

変形性膝関節症が主訴の80代女性の患者さん。

 

この方は時々

来院頂く旦那さまのご紹介で

つい最近から診させて頂いている。

 

 

 

旦那さま曰く

奥様の膝は以前から悪く、何十年も前から

整形外科やマッサージに通っているとのこと。

 

 

そんな膝の痛みは悪くなる一方で

整形外科の先生からははっきり

『膝の変形が強く(膝は)良くはならないから

薬は痛め止めだけ処方します』

と告げられた。

 

 

現在はトイレ以外に歩くことはなく

歩く時は、必ずどこかにつかまらないと歩けない状態である。

(デイサービスに通院され、その施設では

少し歩くリハビリを行っている)

 

 

 

 

旦那さまを治療させて頂いている際に

奥様ことは何度か伺っていたが

実は膝以外にも気になる症状があった。

 

 

それは「認知症状」である。

 

 

 

ここ数年、特に1年くらい前から

物忘れ(短期記憶)が著しく

気性が荒くなり、怒り出すことが多くなった。

 

そこで精神科を受診すると

認知症と診断され、薬を処方された。

 

 

 

 

薬を飲むことで、感情を露わにし

怒り出すことはなくなったそうだが

その代わり、一日中ぼーっとする様になってしまった。

 

 

これは薬が効きすぎていると判断し

服用を一旦やめると

ボーっすることはなくなり正常に戻るが

1週間くらいすると、また感情が高ぶり

怒り出す様になってしまう。とのこと

 

先生に相談し、薬の量を半分にするも

やはり同じ結果になってしまう…

(薬を変えても同じ)

そんなことを繰り返しているそうだ。

 

 

 

 

旦那さまの、ご家族の心痛

何よりご本人の辛さがお話から伝わってくる。

 

認知症状が強くなり始めてからまだ一年余り。

それ以降、(医師の処置の成果か)

小康状態だという状況を伺って

『改善する余地はまだまだあるのではないか』

と(心の中で)思っていた。

 

 

だが、センシティブな内容なので

認知症の話はせず

『変形性膝関節症でダメだと諦めていた患者さんが

良くなったことは何例もあるので

もしご本人がご希望されるようであれば

いつでも診させて下さいね』

とお伝えしたところ

 

 

『ちょうど、今までやってもらっていた

マッサージの方をお断りしたところなので、一度お願いしたい』

と仰って頂けたので、診させて頂くことになった。

 

 

 

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1日目

 

奥様にご挨拶をすると、

挨拶をお返ししててくれた。

 

だが、口数は殆どなく

表情は常に強張り

一点をみつめている時間が多かった。

(初回で緊張もあっただろう)

 

 

床に用意頂いた布団までの数歩の距離が

かなりお辛そうで、椅子の背もたれや壁を支えに

何とか横になられた。

 

 

 

 

 

膝を診させて頂くと

予想していた通り筋肉が落ちこみ、細く

石膏の様に固くて、曲げ伸ばしが困難な状態だった。

 

 

正直、半年前までの自分だったら

『改善は難しいかも知れない…』と考えていただろう。

 

 

 

 

 

だが、自分は臨床を通して皆さんから教えて頂いた。

『(重度の)変形性膝関節症だから改善しない』

なんてことは無い。

 

※少なくともこの半年間で診させて頂いた

変形性膝関節症を含む膝の痛みは

全て【経絡の縮み】が原因で

それを改善出来れば、症状は確実に改善していく。

ということを。

 

 

※あくまでも自分が診させて頂いたのは数例であり

全ての状態、症状が改善するわけではないだろう。

 

 

 

 

 

固まった膝を診させて頂くと

縮んでいる※主な経絡は

足の内側を流れる肝経(かんけい)・腎経(じんけい)

足の外側を流れる・胆経(たんけい)

そして前回紹介した

足の前側を流れる胃経(いけい)の4つ。

 

これは多くのご高齢者の膝痛に共通している。

 

※足の裏側を流れる

膀胱経(ぼうこうけい)も過緊張しているが

これは上記の経絡が緩めば自然に緩むので明記していない。

 

 

 

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そして次に頭を診させて頂く。

 

ここも予想通り、頭はガチガチに緊張し固まってて

頭皮も殆ど動かない。

 

脳の病気である

パーキンソン病・痴呆症・脳腫瘍など

共通しているのは、頭が固いということ。

(頭が固いというのは、日々、触れて慣れないと

分かりにくいので、後に解説をする)

 

※他にも脳からくる症状、病気は沢山あるが

御幣を招く可能性があるので、ここでは明記を避ける

 

 

 

 

 

そこで、腎経と肝経の2つの経絡を緩ませると

頭全体が緩み、柔らかさを帯びていく。

 

石膏の様だった膝も、同時に柔らかくなり

膝の伸び縮みも行えるようになっている。

 

 

 

自分は心の中で、

『膝も痴呆も改善するはずだ』と確信した。

 

 

 

次回に続く…

 

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国道408号からすぐの、大変アクセスの良い場所です。

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