どのようにして人は老い、病気になるのか? ~福岡伸一の動的平衡から~
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初めての方はこちらから↓↓
【老化や病気・不調が起こる根本原因とその対策法をご紹介します】
最近の記事のまとめ↓↓
①喉を緩ませると骨(の影響による症状)が改善する??
【粗鬆所の本当の原因とは?その2 ~食事療法や運動をしても骨密度が改善しない本当の理由とは~】
②骨密度や骨の問題と「喉の緊張」との関係
【骨粗鬆所の本当の原因とは?その3 ~喉を緩ますと骨密度が改善する!?~】
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前回の最後↓↓
骨密度や骨の問題と
喉の緊張が関連することは(僕の中で)確信出来た。
が、実は喉を緩ますと
「骨に良い」というのは氷山の一角、ほんの一部であり
他に山ほど様々な効能があった。
否、人は喉が緊張すると
老化が進んだり、あらゆる症状や病気になる確率がグンと上がる。
とすらいえる。
またさらに、それは喉だけでなく
ある存在の変化自体が
(老化や病気を)引き起こしている。
というところまで理解出来てきたので
引き続きご紹介していきたい…
ここまで
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※テーマは変わりませんが、今回から副題を
「どのようにして人は老い、病気になるのか?」に変更します。
ようやくお伝えしたかった核心部分へ入っていく。
核心とは
「どのようにして人は老い、病気になるのか?」
そして、ひとりひとりが
出来うる限り生を全うする為に
「どのようなメンテナンスが理想的か?」
最初にお断りしておきたいが
僕は治療をする際に「いつも仮説を立てる」
仮説とは
不調や症状の現れ方はひとりひとり異なり
その成り立ちもそれぞれ異なるが
「その根っこ部分に、共通部分はないだろか?」
ということ。
仮説を立証する最終確認は
共通部分を見つけ、それに対して
同様の方法でアプローチし
「治癒するかどうか」
そして、治癒した方法が
偶然だったのではないか?を常に疑い
その方法を何度も何度も
「自身や家族、様々な患者さん、様々な症状で検証させて頂く」
そんなことを、只々繰り返す。
繰り返していくうちに
「仮説の間違いや精度の荒さに気付くm(__)m」
修正・修正・修正を
365日繰り返している。
これからお伝えすることも
あくまでその様な仮説の一部に過ぎない。
が、最初にお伝えしたように
早いときは1日・数時間で覆る僕の仮説が(+_+)
2年間変わっていない。
そして、その仮説の精度を上げれば上げるほど
様々な症状に対応させて頂くことが出来ている。
これまで(治癒能力を引き出す事が出来ずに)
治癒に至らなかった多くの患者さん。
多くの不調・症状が
治癒・良い方向に向かっている。
勿論、僕自身が数値や画像を用いて
「科学的に証明しうることが出来ない」ため
これ以上(科学的に)立証されることはなく
また、現段階の考察と方法も
自ら覆すことがあるかもしれない。
ただ、現段階で
「皆さんにご紹介出来る精度までには達した」と感じ
ここに紹介させて頂く。
ということをご理解頂ければと思う。
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分子生物学者の「福岡伸一」先生が唱える
動的平衡 (dynamic equilibrium ダイナミック・イクイリブリアム)
僕は福岡伸一先生の
哲学的示唆に富んだ文章のファンでもあるので
ご自身が(対談で)語られている言葉で
「動的平衡」をご紹介したい↓↓
本質は「あいだ」にある 〜動的平衡という生命のあり方に学ぶ〜
この対談の趣旨とは異なるが
ここでは「身体」に絞って動的平衡をまとめると
①「全ての秩序あるものは、その秩序が崩壊する方向にしか動かない」
という「エントロピー増大の法則」に支配されている。
②生物はその崩壊に先回りして自らを壊し
環境から取り込んだ分子を使い
自分をつくり直すことで形を保つ。
=壊しながらつくり続けるという
「動的平衡状態」を保つことで
エントロピー増大の法則に対抗している。
つまり、身体は、宇宙のあらゆるものは
「崩壊(死)に進む」という
自然法則にあがらう為に
「自らを破壊(分解)しながら再生する」
という循環をつくり出し続けている。
エントロピー増大の末路は(刹那的な)死であり
その法則に「あがらおう」と
出来るだけ先回りして
分解→再生→分解→再生を繰り返している。
そしてその常に流体する働き
その営み自体が「生命の本質」である。
この福岡伸一先生の「動的平衡」は
身体に触れ、観察していると
直感的に分かる。
症状や不調が起きている根っこ
と思われる共通部分(この後ご紹介します)を観察すると
そこは不自然に硬直し
動きにくくなっていると感じる。
つまり、スムーズに分解が起こらず
再生が起こりにくくなっている場所。
そこを中心に
=「動的平衡」のリズムが崩れ始めている。
その部分が徐々に広がり、形となって表れるのが
老化であり、不調である、病気ではないだろうか?
これを僕は
「縮む」という表現に置き換え、観察している。
福岡先生の言葉通り
生命は最初からゆるゆる、やわやわの構造で
自らを恒常的に壊し続けるという選択をした。
(ヒトという単位を生涯で考え)
命が誕生した初期の
赤ちゃんの柔らかさ
小児のしなやかさを想像して欲しい。
これが青年、中年となっていくに従い
身体は次第に固まりはじめ
老年になると、より体は固くなる。
ここでいう「固い」というのは
関節の柔らかさ、柔軟性ではない
もっと本質的な
「流体」を作り上げる中心が固くなるのだ。
固いとは、身体の部分が
「縮む」ことで起こる結果である。
それでは一体、何が縮み、固くなることで
分解と再生という循環が阻まれているのだろうか?
次回に続く….
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いつも有難うございます。
患者さんに集中したいので
施術中はお電話を取らない事にしております。
最近、携帯からの営業の電話が増え
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『予約希望』とメッセージ頂けますと助かります。
その日のうちに折り返しの電話をさせて頂きますので、
お手数ですが、宜しくお願い致します。
リラックスしたい時も、
検査しても原因が分からないような症状。
慢性的な症状で、行くところがなくお困りの場合も、
はりきゅう ねことことり にお気軽にご連絡下さい。
国道408号からすぐの、大変アクセスの良い場所です。
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8000円分の助成券で施術を受ける事が出来ます。
ご連絡頂ければ代理申請も行っておりますので、
ご気軽にご相談下さいね。