【職業病だと諦めないで】慢性化した腰痛・肩コリ・膝痛の改善方法 ~職業病編~
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今回は「職業病」についての改善方法をご紹介致します。
腰痛・肩コリ・膝痛etc… 症状名は一緒でも、
個人により原因は異なります。
それらの症状が出る原因の中でも多いケースの1つに、
「職業の影響によって起こるもの」=【職業病】があります。
今回はそんな「職業病」の中でも、
実はかなり多い
「ある事」が原因で起きている職業病の
改善・メンテナンス方法についてご紹介したいと思います。
①≪職業病による症状≫
長時間座りっぱなしで目を酷使するデスクワーク、
普段から中腰の姿勢が多い介助や介護の仕事、
重い荷物を扱う作業が多い仕事など、
身体に負荷のかかる仕事は沢山ありますが、
職業病として症状に顕著に反映される仕事内容の1つに、
左官やはさみやアイロン作業など、
※【極端に片方の手首を使う技術職】があります。
※職業以外にテニスやバトミントンや卓球・野球などの
一方の手首に負担がかかりやすいスポーツも同じです。
その場合、腰痛や肩コリや膝痛や頭痛など
身体に現れる症状は異なリますが、
仕事で酷使する手首サイドに
※症状が偏って現れる場合がほとんどです。
その様なケースでは、
酷使する片側の手首が固まっていて、
その固まった手首を緩ますと、
肘や肩など、慢性化していた症状の改善がみられます。
※症状は、首や肩や腰や膝痛など
複数現れる場合があります。
また、慢性的になると消化器や循環・呼吸器や泌尿器など
内科症状に現れる場合も少なくありません。
職業病の症例を2つほどご紹介します。
(ご本人のご許可を頂いておりますが、
個人が特定出来ない様に年齢や性別は変更しております)
≪症例1≫
70代男性
≪症状≫
最近、腰の上部が曲がり、出っ張ってきていて、
このままだとどんどん姿勢が悪くなるのではないかと心配。
ご本人はクリーニング屋の2代目店主であり、
背中が曲がってきているのは先代の父親と同じことから
「職業病である」とおっしゃられていました。
また、数十年来の腰痛があり、腰痛は決まって右側。
これも職業病と半ば諦めている。
≪所見≫
背中を触ってみると、胃の真裏部分が固く、
そこを起点に、姿勢が曲がっている状態でした。
これは胃の状態が悪いと判断して伺うと、
『そういえば最近、胸やけや喉がつっかえる様な時がある』
とおっしゃられていました。みぞおち部分も張りが強い為、
胃の状態が改善されれば、症状は改善すると感じました。
≪治療≫
身体を触れてみると、顕著に右手首が固く、
伺うと『1日の内の多くはアイロンをしている』との事。
手首の固い部分を緩めながらみぞおちを触れると、
みぞおちの張りがなくなると同時に、右腰の張り・痛みが軽減。
早速、右手首の緊張を取るとみぞおちの張り・
腰部の張りと痛みが消失しました。
『仕事が終わる度に手首を緩ませれば、
腰痛と腰部の曲がりは抑えられるだろう』とご説明し終了しました。
2週間後に再来院。
前回の治療後、自分でもメンテナンスを続け、
『腰痛も胸やけや喉がつっかえる様な感じもなくなり、
嘘のようだ』とおっしゃられていました。
≪症例2≫
60代男性
≪症状≫
造園業の仕事をしており、そのせいか右肩が慢性的に痛み、
時々、肩が上がらないほどの激痛が起こるとの事。
(今回も肩が上がらないほど痛いとご来院されました)
他に定期健診で、肝臓の数値がいつも引っかかるとのことでした。
≪所見≫
右肩・右首・背中(特に右側)が
岩の様にガチガチに固まっていました。
造園業だとハサミを使い続けるだろうと察し、
右手首を触ってみると、やはり岩の様に固まっています。
伺うと、忙しい時は1日中ハサミを持って作業しているとのこと。
他にお腹の右ろっ骨下部分が張り、
固くなっているのが分かります。
この部分は肝の滞りで起こるので、
肝数値の異常とも関連もあると察しました。
手首を緩めると、ろっ骨下の張りも緩まる為、
手首のメンテナンス次第では肝数値の低下も期待出来、
病気の予防にもなると考えられます。
≪治療≫
右手首の緊張を取り、肝の流れを経絡を用いて整える。
手首が緩まるほどに、首・肩・腕・背中の緊張と
右ろっ骨下の緊張が緩み、交感神経の緊張も解けたのか、
施術中ずっと眠っていた。
(東洋医学の肝は、自律神経と深い関連があります)
起きて肩を動かすと、痛みがなくなり驚かれていました。
メンテナンス方法をお伝えして終了。
肝数値も改善すると良いのですが….
≪メンテナンス方法≫
手首が固まるポイントは使い方によって異なりますが、
そのほとんどがこのポイントです↓↓
≪改善方法≫
➀チェック
手首を回した時に円滑に回らない(回した時に引っかかる)
ポイント部分。もしくは指で「グッ」と押した時に
痛い・固いなどの「違和感」を確認します。
②ローラー鍼などで刺激
手の甲にある、指と指の間にある4本の腱(けん)と、
親指と小指の外側をローラー鍼などを使って刺激します。
③改善を確認
刺激量は最初にチェックした、
・手首が回りにくい
・押すと痛いなどが改善するまで行います。
痛みがその場で改善しきれない場合は、
※毎日それを繰り返します。
※職業病は日々の作業による
「使い過ぎ」が原因で起こるものなので、
仕事を終えたら、寝る前までにメンテナンスをして、
1日の疲れを明日に繰り越さない事が大切です。
また、作業で普段使わない方の手は、
荷物を持つ・ドアを開けるなど、日常生活で
積極的に使う様にしましょう。
お箸などを持ち替えて使うなどもオススメです。
またメンテナンスをする前に、
現在ある症状が、「職業病」かどうかを見極める目安として、
1.最初に気になる症状をチェックし、
2.その後、手首の押して痛んだり・
回した時に引っかかるポイントを指でおさえながら、
3.気になる症状を再現し、
その場で症状が軽減するかをチェックします。
(但し、押し方には押す方向など、多少コツが必要な場合もあります)
疲れると出る左首筋の痛み、
夕方になると出る背中のダルさ、痛み
慢性の咳が治った。膝の痛みが改善した。
消化吸収がら楽になったetc…
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